『少しだけ、無理をして生きる』・・・城山三郎(著)
2021年1月10日
2012年8月1日発行・・・2021年1月8日読みました
大事なのは、ほんの少しだけ、
自分を無理な状態に置く
つまり挑戦をし続けることなのだ
はじめに 三人の男が東京駅ですれ違う
・ 戦前の大不況を敢然と生きぬいた
三人の男たちに興味を持っています
御木本 幸吉 広田 弘毅 浜口雄幸
1 初心が魅力をつくる
・ 仕事に対してだけでなく、生きていく姿勢としての初心、
初々しさ、というものはいくつになっても大事なんじゃないか
2 人は、その性格に合った事件にしか出会わない
・ 渋沢さんは晩年に至るまで、いつも自分の目の前にいる人に
心のすべてを傾けて対応した
・ とにかく今置かれた場所で
吸い取れる限りのものは一切合財吸い取ろう
・ いかなる逆境においても失われぬ初心、
変わることのない性格が、彼を日本最大の経済人にしていったのです
3 魅力ある指導者の条件
・ 先のことがわからないからこそ、
何かしていなくてはいけないと僕は思った
4 父から息子へ伝えるべき事柄
・ とにかく人に信頼される人間になれ
5 少しだけ無理をしてみる
・ これは、作家に限らず、
あらゆる仕事に通用するテーゼじゃないでしょうか
6 自ら計らわず
・ 広田さんの生い立ちにさかのぼって、お話ししましょう
・ 静かだけれどたいへん大きな魅力を持って、
きわめて強烈な生き方、そして死に方をした人ですね
7 人間への尽きせぬ興味
・ 広田弘毅
ついには自分の命を捨てることにさえ
恬淡としていられるくらい、きわめて淡白でいられる人
そこが彼の魅力を形作った、最大の要素かもしれません
・ これからの時代にビジネスマンとして生きるには、
「蟻であり、トンボであり、人間である」
という三つの条件を揃えなくては勤まらない、
というふうに変わっていくでしょう
8 強く生きる
・ 自分を支えてくれるものは自分しかいない
9 人間を支える三本の柱
・ セルフ 自分だけの世界
インティマシー 親近性
アチーブメント 達成
10 男子の本懐
・ 浜口雄吉
大いなる魅力を持って、そして限りなく強く生きた人物です
≪箱入り嫁のつぶやき≫
はじめに の部分から興味深く読みました。
初心を大切にする
吸収していく
人の言うことを辛抱強く聞く など、
リーダーでなくても
生活に取り入れていきたいことがたくさんありました。
人は、その性格に合った事件にしか出会わない
と言うお話から、生き方、考え方の大切さを感じ、
何回も読みたい本だと思ました。
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こんばんは♪
「ほんの少し」がポイントですね。
これならできるかもしれません(*^-^*)
投稿: きっちゃん♪ | 2021年1月10日 (日) 20時44分
◆きっちゃん♪へ
おはようございます。
私もそう思いました(#^^#)
投稿: 箱入り嫁 | 2021年1月11日 (月) 05時24分