『いくつになっても、今日がいちばん新しい日』・・・日野原 重明(著)
2021年1月17日
2017年6月30日発行・・・2021年1月9日読みました
習慣が人をつくる、心もからだも
1章 老いて高める
・ 日々の積み重ねが、老後にもつながるのです
・ 人間のからだは所詮、やがては土に還る「土の器」です
・ その土の器に、健全な心を宿すことができたならば、
その心こそは朽ちない宝となるに違いありません
・ 何が老人になったときのエネルギーとなるのでしょうか
それは、よき本を読み、ゆかしい音楽を聴き、
そして何より大切なことは、
感性を高めるよき人との出会いをもつことです
・ 人生とは、まさに終わることのない自己形成の連続といえましょう
老いても人間の成熟は可能なのではないでしょうか
2章 老いを認める
・ 人間のからだは、心臓でも何でも、
それを一時止めるのではなく、動かしながら、
使いながら治していくというところに特徴があるのです
・ 手だけを使うのではなく、
足も頭もつまり全身をむらなく使うことが大切です
そうすることによって、体内の臓器も活発に働き、
全身的な活力が発揮され、そのことが老化を防ぐのです
・ 老年になって、自らを磨くだけにとどまらず、
おせっかいではなく、後輩への、
また社会への「よき助言者になるこを学ぶ」、
それがいつもできる老人になることができれば、
たしかに悔いなく死ぬことができるでしょう
3章 老いても整える
・ もっとも大切なことは、
自分で自分を管理するという生き方です
・ 「人生はひと言でいうば習慣である」をモットーにしています
・ 脳のリハビリテーション
記憶を沈みこませないで、浮かび上がらせる、
引き上げるようなことを家族ですれば、
ある程度認知症が進むのを防ぐことができると私は思います
・ 日日是好日
生を許された今日を、自分を生かす好き日として、
精いっぱいまたは淡々と静かに生きる人の姿が
この言葉に映しだされています
4章 老いを管理する
・ 医師によっては検査結果を過大評価し、
いたずらに病人づくりをする者がいるという問題もあります
私たちが、主体性なく、いわれるままにしていますと、
生涯の間、不必要な注射を打たれ、
飲まなくてもよい薬まで飲まされ続ける恐れさえでてきます
・ 高齢者の正常値は、いってみれば、
まあこれでもすむという認容値でいいわけで、
多少血圧が高くても
日常生活がきちっとできれば我慢しようという数値でよいのです
≪箱入り嫁のつぶやき≫
これからも、
人と本との出会いを大切にしていきたいと思います。
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こんばんは♪
老いのための心構えになりますね。
老いても前向きに生きたいと思いました。
投稿: きっちゃん♪ | 2021年1月17日 (日) 20時16分
◆きっちゃん♪へ
おはようございます。
みんな同じように通るみち。
前向きでいたいですね(#^^#)
投稿: 箱入り嫁 | 2021年1月18日 (月) 05時33分