『最後まで、あるがまま行く』・・・日野原 重明(著)
2020年9月23日
2018年3月30日発行・・・2020年9月14日読みました
特定の物事にとらわれることなく、
「それはそれとして」、心を流れる水のように保つ
・ 体の痛みは最大のアラームです
・ 深夜零時になると、
その日に日野原先生が歩いたところにいっせいに、
きれいな花が咲くという、都市伝説
・ 家族と過ごす時間も、いつか必ず「終わり」が来る
そう思うからこそ、今をより楽しく過ごそうと努めることもできます
・ 健康上の理由で何かできなくなっても、
別のやり方を提案したり、車椅子からの視点を、
実感を持って語ったりもできるのです
・ 私の人生観は変わりつつあります
けれども、「新老人」であり続ける私の挑戦に終わりはありません
・ 体の「老化」と心の「老い」は別物です
・ 必要なのは、社会がもっと交わりの中に高齢者を入れ、
温かい心で包み込み、高齢者に「役割」を与えることです
・ 妻に言えなかった「ごめんなさい」
・ 物静かでも強さを内に秘めていた妻に、あの朝、
私は心細い思いをさせ、怒りという、苦しい感情を抱かせてしまった
・ その晩、妻は夫をひと言も責めず、夫も妻に謝らなかった
・ 私は日頃から、「いのちの授業」で、十歳の子どもたちに
「いのちという、それぞれに与えられた時間を、
自分以外の誰かのために使って欲しい」と呼びかけているので、
なおさら自分自身が範を示さなくてはなりません
・ 私のエッセイは、私の全力疾走の様子を
読者の皆様に報告する形で、今日まで続いてきました
・ 先生は富士山みたいな人
近くで見ると、誰よりまず自分に厳しく、
他者の仕事に求める水準も高い
岩のように地道な毎日を積み重ねていた
(元病院職員の斎藤さん)
・ 生前、日野原さんは
「天国に行ったら、私は神の宴の大きなテーブルに着く
私の席は、静子の隣」と語っていたという
夫婦はゆるしあえたのだろうか
≪箱入り嫁のつぶやき≫
夫も妻に謝らなかった
日野原先生が!?と意外な一面発見でした。
その晩、妻は夫をひと言も責めず、夫も妻に謝らなかった
素敵な奥様です。
きっと並んで座られてお話が弾んでいることでしょう。
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