『本を読めなくなった人のための読書論』・・・若松英輔(著)
2020年9月25日
2019年10月7日発行・・・2020年9月16日読みました
🎀私の心に残ったこと
誰とも競争せず誰かに何かを誇るためでもなく、
ただ、自分のなかにある「切なるもの」を愛しむのです
・ 読書は、「ひとり」であることと、対話が同時に実現している、
とても不思議な出来事なのです
・ 読めないときは、読まなくていい
・ 言葉はしばしば薬草にもなります
それはまるで、漢方薬のようなものです
私たちの心の中にあって、気がつかなかった傷を癒し、
生命力を回復させることもあります
・ ここで提案したいのは、
「最初から読む」のではなく、
「好きなところから読む」、
さらに「気になったところを書き写す」ことなのです
・ 本と言う言葉の果実の一部をしぼって「ジュース」にする
つまり、「引用」をするのです
・ 「読む」のではなく、「眺める」
まるで、画集や写真を手にするときのように眺めるのです
・ 「あたま」で理解するのではなく、
「こころ」で言葉の風景を感じるのです
そうすると、気になる言葉が浮かび上がってきます
・ 私たちは言葉を書くとき、その言葉を同時に読んでいるのです
・ 読書で大切なのは「肌感覚」なのです
・ 読書でも試していただきたいのは「ゆっくり」読むことです
「ゆったり」といった方がよいのかもしれません
・ まず、準備するべきは
「ひとり」の場所と「ひとり」の空間です
≪箱入り嫁のつぶやき≫
「気になったところを書き写す」 のが好きです。
本1冊につき大学ノート1ページと決めているのですが、
引用が多くなったときは、、削って削って更新しています。
時間を置いて読んだら、
同じ本でも書き写すところが違ってくるかもしれません。
それも成長した証として面白いなと思います。
読みたい本が手元にたくさんあるのに、
読めなくなっていく自分に焦りを感じて
この本に飛びつきました。
「ひとり」の場所と「ひとり」の空間、大切にしようと思います。
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こんばんは♪
私が読んでいるのはミステリーなのて゛
無理のようですね^^;
投稿: きっちゃん♪ | 2020年9月25日 (金) 22時27分
◆きっちゃん♪へ
おはようございます。
私、小説とかだと登場人物の名前書きます。
たくさん出てくるとおぼえられないから(^^;)
外国のは特にね💧
投稿: 箱入り嫁 | 2020年9月26日 (土) 05時24分