『医者の本音』・・・中山 祐次郎 (著)
2019年9月1日
2018年8月15日発行・・・2019年8月31日読みました
【目次】
第1章 医者の本音
その一言に込められた真意
第2章 医者は言わない 薬・手術の本当のところ
第3章 病院の本音
患者の都合 医者の都合
第4章 医者のお金と恋愛
その収支明細と私生活
第5章 タブーとしての「死」と「老い」
人のいのちは本当に平等か?
💠私の心に残ったこと
死をコントロールすることは、医師にもできません
・ なぜ外科医をやりながら、記事を書くのか
閉じた医療業界に風穴をあけたいから
・ この本が、患者さんと医者の関係を
「同じ病気に立ち向かうパートナー」へと変える
第一歩になれば、これほどうれしいことはありません
・ 風邪にはお薬ではなく栄養と休養が一番です
・ 医者として「大丈夫!」と言い切るには、
いつもためらいと後ろめたさがつきまといます
・ 医者は、病名を当てることではなく、患者さんのつらい状態が
少しでもよくなることを目的に診療をします
・ コミュニケーション能力が低い医者は、医者としての能力が低い
・ 医者がかかりたくない医者4つの条件
〇話を聞かない医者、話を遮る医者
〇白衣がヨレヨレな医者
〇看護師や若手医師に異常に高圧的な医者
〇「わからない」と言えない医者
・ たくさん薬を出しても病院は儲からない
・ 医者も病院も、厚生労働省の指示に
ほぼ間違いなく従う構造になっているのです
・ 今現在で現実的な医者選びとしては、
〇まずかかってみる だいぶ変だったらすぐ医者を変える
〇相性が悪いと感じたら、そのときも変える
〇基本的に自宅からアクセスの良い病院を選ぶ
・ まずは、「がんを完全に予防する方法はない」ということです
・ あなたの生命や健康は、思うようにはコントロールすることができない
・ 「突然不条理にやってくるだろう死の瞬間まで、どう生きるか」
を考えたいと思うのです
・ あなたは死ぬのです、必ず しかもいつか突然に
⇒ぜひ、やりたいことをやってください
・ 冷たい?いつも?もしかして患者さんもそう思っているのだろうか?
私の想像よりはるか大きい溝が、患者さんと医者の間にはあるのか?
・ 医者は聖人ではないし、何でも知っているわけではない
しかし、誰よりも患者さんを思っている
本書にはそんなことを書きました
≪箱入り嫁のつぶやき≫
元気じゃないと大きな病院には行けない。
長い待ち時間に耐えるくらいなら家でゆっくり寝ていたい。
緊急を要する以外、病院には行きたくない!
そんな私が理解できるよう書かれていたのでよかったです。
どこにでも信頼できる人とそうでない人はいるもので、
自分で考え、選択していかなければと思いました。
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コメント
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こんばんは♪
そうですよね…
できるだけ行かないで済ませたいです。
投稿: きっちゃん♪ | 2019年9月 1日 (日) 22時59分
◆きっちゃん♪へ
私、病院きらい(笑)
好きなヒトはいないでしょうね(^^;)
投稿: 箱入り嫁 | 2019年9月 2日 (月) 16時08分