『宇宙はすべてを教えてくれる』・・・佐治晴夫、佐藤勝彦(著)
2015年1月5日
2003年11月5日発行・・・2014年12月20日読みました
日本を代表する二人の物理学者が、
宇宙を研究することになったきっかけから始まり、宇宙と人間のかかわりや、
E.T.さらにはタイムマシーンなど宇宙の最前線の領域にまでふれていきます。
また、人間はなぜ存在するのか、
人間はなぜ生きているのか、人間はなぜ争いあうのか。
などといった根源的な問題にもあえて挑戦します。
世の中には、「わからないこと」があるということを知ることも、
現代の物理学者に与えられた重大な使命だという二人が、
未知なる「知」ヘの探求ヘと読者を誘います。
――内容紹介より―― 私の心に残ったこと
★限られた人生の中でどういうふうに生きていくのかを、
自分で決めていかないといけないですね
・ 私たちは星の生まれ変わりであるといっても間違いではありません
第一話 宇宙と人間
・ 人間は自分の顔を、自分自身を見ることができないわけです
・ 神と悪魔はまっすぐ歩く 人間はよろよろ歩く
⇒つねにゆらいでいるということ自体が人間の本質なのだと思いますよ
・ 量子論や物理学の法則を理解していると、どういう視点からも、
人間や人生の本当の意味みたいなものが
見えてくるのではないかと言う気もしますね
第二話 宇宙研究の最前線
・ 若い人もぜひ、宇宙論の研究を志してほしいと、心から願っていますよ
第三話 教育について
・ 本当に人の能力を調べるためには、やはり書かせるのが一番だと思います
第四話 自然の中のタオイズム
・ 宇宙全体のなかでの人間のあり方を知ったりすることが大事なのだと思います
・ 星が単独で生まれる場合よりも、ペアになった場合のほうが、
エネルギー的にバランスがとれるんですね
第五話 「わかること」と「わからないこと」
・ その境目を見極めていくことが、やはり必要でしょうね
第六話 宇宙と美
・ 人間の脳と音の関係は、
なんと、恐竜がいたころにまでさかのぼるというんですよ
・ ピアノの音よりも、チェンバロの音のほうが脳幹が強く刺激される
第七話 時間の不思議
・ われわれは、時間を「食べている」わけですね
・ 時間はその人その人によって、長くもなり短くもなる
第八話 ETを探す理由
・ 自分の選択によって未来はどうにでも変わってくるという面もあるわけです
・ 神の心と悪魔の心を併せ持つという矛盾が、人の人であるゆえんである
≪箱入り嫁のつぶやき≫
大きな宇宙とその中に生きる人間との関わりがわかる本でした。
私たちは生かされてるんだなぁとつくづく思います。
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