フォト

参加しています

読書メーター

  • 箱入り嫁さんの読書メーター

本が好き!

Amazon

無料ブログはココログ

« 『あなたと暮らせてよかった 犬から聞いた素敵な話』・・・山口花(著) | トップページ | 【157】アクリル棒の進化 »

『死者の贈り物』・・・長田弘(著)

2014年8月22日

2003年10月14日発行・・・2014年8月11日読みました
束の間に人生は過ぎ去るが、ことばはとどまる、
ひとの心のいちばん奥の本棚に--。読後にふしぎな明るさをのこす、
あたたかな悲しみと静けさと透明な思念にみちた詩篇・無言歌。
                           ――内容紹介より――

pen 私の心に残ったこと
逝ったものが、いま、ここに遺してゆくものは、
  あたたかなかなしみと、簡潔ことばだと、
 ふりかえってあらためて感じる
  ⇒現に生きてあるものにとっての現在というのは、
     死者にとっての未来だ。
    それだからこそ、親しいものの喪から、
    私が受け取ってきたものは、一人の現在をよりふかく、
    よく生きるためのことばだったと思える

・ 渚を遠ざかってゆく人
   ⇒貝殻をひろうように、身をかがめて言葉をひろえ
      ひとのいちばん大事なものは正しさではない
・ 秘密
   ⇒こちら側は暗いが、向こう側は明るい。闇のなかにではない。
    光のなかにみんな姿を消す(のかもしれない)
    糸くずみたいな僅かな記憶だけ、後にのこして
・ 小さな神
   ⇒死は言葉を喪うことではない
    沈黙というまったき言葉で話せるようになる、ということだ
・ サルビアを焚く
   ⇒九十九年生きても、人の人生は一瞬なのだ
・ 箱の中の大事なもの
   ⇒箱の中には、何も入っていなかった
    何もないというのが、彼の大事なものだった
・ 夜の森の道
   ⇒ひとは生きて、存在しなかったように消え失せる
      あたかもこの世に生まれてなかったように
・ アメイジング・ツリー
   ⇒大きな樹があった。樹は、雨の子どもだ。父は日光だった
   ⇒仕事して、愛して、眠って、ひょいと、ある日、姿を消すのだ。
    人は、おおきな樹のなかに

≪箱入り嫁のつぶやき≫
『アメイジング・ツリー』の詩が好きだったので読んでみました。
どの詩からも、残されたものを温かく包む言葉の応援が感じられ、
悲しみの中に光を見た気がしました。
私が特に心ひかれたのは、
ひとのいちばん大事なものは正しさではない」という言葉でした。







応援クリックが更新の励みになります!
     (別窓で開きます)

ブログランキング blogram投票ボタン

« 『あなたと暮らせてよかった 犬から聞いた素敵な話』・・・山口花(著) | トップページ | 【157】アクリル棒の進化 »

3.読書日記」カテゴリの記事

コメント

死者の贈り物はやっぱり金銀か財宝かも?
私の先祖は海賊だったのかしら(≧m≦)ぷっ!

cherry みゆきんさんに

分けておくれ~(笑)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/520427/57065241

この記事へのトラックバック一覧です: 『死者の贈り物』・・・長田弘(著):

« 『あなたと暮らせてよかった 犬から聞いた素敵な話』・・・山口花(著) | トップページ | 【157】アクリル棒の進化 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

ブログ村

最近のトラックバック