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『夏草のフーガ』・・・ほしおさなえ(著)

2011年10月4日

2011年7月10日発行・・・2011年10月1日読みました
おばあちゃん、どうして13歳に戻っちゃったの?
家族のなかの見知らぬ闇――。注目作家の感動長編ミステリー!

普段あまり小説を読まない私が惹かれた箇所。
☆おばあちゃんが13歳!?
☆舞台設定が、3.11以降の東京
☆バラバラめくっているとやけに目につく“ヒンメリ”
☆フーガって!?
ヒンメリとは
ライ麦の麦わらで作られたモビールのようなものでフィンランドの伝統装飾。
ヒンメリはスウェーデン語でヒンメル。意味は『天』。
フーガとは
主題や旋律が次々と先行するものを追いかけるように展開される曲。
pen  私の心に残ったこと
★人、その日々は、草のよう、
  その盛りは、野の花のよう。
★ヒンメリ
★結論を自分で出す

・  正しく生きるっていうのは、なかなかできるものじゃないんだ
・  地震もおばあちゃんのことも、
    最初はすぐに元に戻るってどっかで思ってたんだよ
・  辛いことがあっても、信じる心があれば、正しく生きることができる
・  家族ってなんなんだろうなぁ。
    おたがい、ほんとうに大切なところは なにもしらないのかもしれない
・  自分の存在の意味は、人に与えることで、はじめて自覚できるんだって
・  大丈夫、どんなにばらばらになっても、夕子ちゃんのこの手があれば、
    世界はまた繕われる
・  女の胎児の身体のなかにはね、
    もう一生分の卵細胞のもとがつまってるんだって
    つまりおばあちゃんのおなかにいたとき、
    わたしのなかにもう夏草のもとがはいってたってことになる
・   道は自分で選ぶのよ
・   みんな中一だったあの夜の、おばあちゃんとお母さんの顏を思い出した

≪箱入り嫁のつぶやき≫
ポイントは“ヒンメリ”だと思って読み始めました。
そして、“フーガ”・・・・・・
先行するものを追いかけるように展開されてることは?
<ヒンメリ作り><望桜学園><中一><ディデイモのトマ><夢十夜>
<溶け込めない><結論を自分で出す><神様はいると思う?>など。
これらはおばあちゃん、お母さん、夏草3人がかかわっていることでした。
私が思いついたのはこれくらいです。他の人が読んだらもっとあるかも!
一番気になったこと、
「人間、自分の身体だけで生きてるわけじゃないんだよ。家族、家、仕事、
まわりの人とのつながり、住んでいた土地・・・・・・
そういうもの合わせて全部自分なんだ。
それをなくせば、自分の一部がなくなったってことなんだ。
身体だけ切り離すことなんてできない。
町をなくす、ってことは、その人のそれまでの生活が、
そこで過ごした時間がすべてなくなるってことなんだ」

一番大切だと思ったこと、
「お前はお前。それに夏草は夏草。みんなちがう。
でも、それと家族であることとはまた別の問題」
「地震のあと、ずっと考えてた。
東京は、日本はこれからどうなるんだろうって。
復興には時間がかかるだろうし、
今後もっと大きな災害が来るかもしれない。
放射線の影響もどうなるかわからない。
次の地震や放射線や景気低迷をおそれて、
東京を離れる人も増えるかもしれない。俺たちだって、
事態が悪化したらどこかほかの場所で暮らさなければならなくなるだろう。
そのとき、俺はなにに責任を持てるだろう、って」
「で、やっぱり、家族なんじゃないか、って。
家族を作るから、ヒトは未来につながっていける。
人が家族を作るのは、家族のみんなが仲良く暮らすためじゃない。
ひとりでは越えられない困難をみんなで乗り越えるためなんだ」

とても心に響きました。
たくさんの人たちに読んでもらいたい本です(o^-^o)

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3.読書日記」カテゴリの記事

コメント

夏草のフーガ、話題が放射能に及ぶのですね。男の子漫画でも放射能に侵された廃墟というの、よく出てきます。破滅のイメージは男の子のほうがシリアスだと思う。必ずと言っていいほど、戦いが起きているし・・・。
その点、おばあちゃんが13歳という設定が新鮮ですね。何か伝えなければいけないことが、13歳の体で表現される。説明文だけでもおなかいっぱいになりそう^^
社会は男と女のツーピース。
だから、せめて愛情だけはしっかり備えたいですね。
じゃないと大きな社会を利己的に見るだけに終わりそう。
それだとあまりにもさびしい。

cherry 時雨さんへ
こんな長い記事をUPしてしまいました。力入りすぎですね(笑)
放射能は福島原発の事。。。知り合いもいるし、他人事ではすまされない。。。
おばあちゃんとお母さんと夏草の話が“入れ子”のようになってました。
13歳のおばあちゃん、人に関する部分だけが昔に戻って、
環境に関してはそれまでの記憶が生きてる。そういうこともあるんですね。
おばあちゃんなのに13歳のワンピースをきて・・・昔の時代にもどってる。
でもテレビや電話や車があることを不思議と感じない。
夏草の別居しているお父さんとお母さんの気持ちがすれ違うあたり・・・
あ~男と女は火星人と金星人ほどちがうっていうけど、
わかるなぁ。男と女はどんなにしても平行線なんだ。
それを認めた上で同じ方向向いて歩いて行くんだ。。。ね ('-^*)/

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