『怒らないこと』・・・アルボムッレ・ スマナサーラ
2010年12月3日
2006年8月20日発行・・・2010年11月29日読みました 私の心に残ったこと
★何があってもびくともしない心をつくる
・ 「怒りを抑えて」とか、「我慢します」とか、そんな言葉をよく耳にしますが、
そんなことで怒りは消えません。
怒りが生まれた場所は本人の中にあるのですから、
「我慢します」と歯を食いしばったところで、内側の怒りはそのままです。
「怒ったら我慢するんだ」というなら、
死ぬまでずっと我慢しなければならないことになります。
・ 怒りとは自分の中から生まれるものですから、
解決法は、「毒そのもの」を抜くことしかありません。
ヴィパッサナー瞑想法(お釈迦様が教えた、悟りに至る瞑想法)でいう、
「今の瞬間の自分に気づくこと」です。
それが世の中でいちばん科学的な、怒りの毒を抜く方法なのです。
ですから、怒りが生まれたら、
「あっ、怒りだ。怒りだ。これは怒りの感情だ」とすぐ自分を見てください。
怒りそのものを観察し、勉強してみてください。
「今この瞬間、私は気持ちが悪い。これは怒りの感情だ。
ということは今、私は怒っているんだ」と、外に向いている自分の目を、
すぐに内に向けてください。
そうすると、怒りは生まれたその瞬間に消えてしまうはずです。
・ いちばん大事なことは、「自分を観る」、ただそれだけです。
≪箱入り嫁のつぶやき≫
何回もページをめくってみましたが、簡単なようで難しい
「あっ、怒りだ。怒りだ。これは怒りの感情だ」・・・・・と自分を観てみた。
その瞬間に消えたような気もするけれど、すぐぶり返すような感じもする。
「自分を観る」、ただそれだけのことがものすごく難しい。
まだまだ修行がたりないなぁ
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内観ですね
なかなか難しいと思いますが
一番大事なことかも知れません
投稿: 若社長。 | 2010年12月 3日 (金) 10時40分
そうなんですよね~
ホントに怒っちゃいけないです。
怒られる人の事を
どこまで考えて怒りの演技をできるのか
会社時代考えていました。
今は、怒りの感情そのものが
なくなったようですが、たまに出る時は
朝おこなう笑顔の練習で口角筋を
ひきあげます。不思議とこれでもなくなるようです。
怒りはほほえみのもとでもあります。
投稿: 茶々 | 2010年12月 4日 (土) 05時35分
内観ですね(o^-^o)
はっきり目に見えるものではないから
ほんと難しいです
修行にはげみます(笑)
投稿: 箱入り嫁 | 2010年12月 4日 (土) 06時37分
怒っちゃいけないですね。。。
怒りが幸福を壊す。
怒りが身体を壊す。
・・・・・って書いてありました。
あっ!私も笑顔の口角筋上げやってみます(^-^)/
『怒りはほほえみのもとでもあります』
ありがとうございました!!
投稿: 箱入り嫁 | 2010年12月 4日 (土) 06時42分